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セルフモチベーション

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レジリエンスを高める4つの方法② 社会的レジリエンス


レジリエンスを高める4つの方法:社会的レジリエンス


前回に引き続き、レジリエンスを高める方法を説明していきます。




今回は「社会的レジリエンス」について書いていきたいと思います。


人は、周りとの関係によって成り立っています。


前回の「感情のレジリエンス」では、どちらかというと自分に焦点を当てていました。


自分をリラックスさせる方法だったり(マインドフルネス瞑想森林セラピー)、


自分のものの見方を変えたり(肯定的解釈、リフレーミング)など、


自分で改善できることを話してきました。


今日の「社会的レジリエンス」では、


「自分が周りの人々との関わりの中でどう振る舞っていくのか」


「いい方に変えられることはないか」


について、一緒に考えていきたいと思います。






積極的に相談してみよう


あなたは気楽に周囲に相談できるタイプでしょうか?

私は以前は全く相談しないタイプでした。


逆境にいても自分でなんとかしようと思ってしまうタイプですね。


これはあまりいいことではありません。


相談する、人に話すだけでも気持ちが変わることがあります。


苦境にいる時に1人だけで考えていると、視野が狭くなり、他の選択肢が見えなくなっていることも多々あります。


本当は他のやり方があるのに、それが見えず、気付けないのです。


また、誰かに頼ったり、助け合うことは、悪いことではありません。


日本人は、人に頼ったりすることを甘えだと思ったり恥だと感じる人が多いかもしれません。


それは完全な間違いです。




人は、もっと人を頼っていいのです。


まずは身近な仲間や家族に、気軽に相談してみましょう。



解決できる材料を探そう


逆境・苦境にいるときは、どうしても視野が狭くなりがちで、


他にも何か解決するための資源・材料・手段があるはずなのに見落としがちです。


まずは、一旦深呼吸をし、少し落ち着いてから周りをみてみましょう。


例えば、お客さんにクレーマーがいて、その対応に悩まされ、かなり参ってしまっていたとしましょう。



何を言っても怒られる。。


とはいえ、事実自分の不手際もあり、反論の余地もない。。


一体どうすれば・・・


と落ち込んでる時。


本当に他に何か解決の手段はないのでしょうか?


正直に上司に状況を話してみることで話が進むかもしれません。


言いにくければまず同僚や他部署の先輩だったりにまずは相談してみるのもいいかもしれません。


自分がクライアント対応より技術的なことの方が得意なタイプならば、


その方向にキャリアを伸ばしたいと相談してみるのも良いかもしれません。


転職や部署移動も選択肢に上がるかもしれないです。



もちろん、「それは理想論だけど、そう簡単にはいかない」と思う方が多いでしょう。


それでも、まずは視野を広げ、さまざまな問題解決の選択肢を探ってみる。


そのプロセスも非常に大切になります。



誰かに貢献できることを探す


「他者に対して何かをしてあげること」「貢献すること」は、


自分の心に良い影響を与えます。


人は、誰かに貢献することで安心感、満足感を得ることができます。


誰でも、「自分が役に立った」と思うと嬉しいですし、自己肯定感も上がりますよね。


そのために、自分の能力、スキルを伝えるのも大事です。


自分がこういうことができるよと伝え、


積極的に、他者と関わり、貢献できることを増やしてみましょう。



「感情的になっている人」とのコミュニケーション

誰しも感情的になってしまう時はあります。


感情的になっている相手とのコミュニケーションは難しく、トラブルを招きやすいですよね?


私は夫婦間でお互い感情的になってしまい、ケンカになることは多々ありました。



感情的な相手に対しどうやって気持ちを伝えたら良いでしょうか?


自分の感情を伝える方法を考えてみましょう。



もちろん、明確な正解はないですが、考えること自体が大切です。


・まずは相手の話を聞いてあげる、傾聴する


という方法もあるでしょう。


・自分が高圧的になったり挑発的にならないよう、落ち着いてゆっくり話す


というのもいいかもしれません。



このように、


「感情的な相手に対しどのようなアプローチが良いのか」


考える時間を設けてみましょう。


それが社会的レジリエンスを向上させることに繋がっていきます。



多面的に応援してくれる人を探す

先ほど、「積極的に相談してみよう」と書いた話と似ていますが、


自分のことを応援してくれる人は重要です。


いろんな面、例えば生活面、仕事面、趣味などいろんな方面からも応援してくれる仲間、友人、家族などがいると、心は安定し、レジリエンスが向上しやすくなります。


やはり1人きりで応援者がいない状態が長いと、逆境に陥った時に心が折れやすくなりがちです。



一緒にいて楽しいと思える人と行動する

私個人的には、もっとも重要な要素かなと思っています。


自分が楽しいと思える仲間と一緒に何かをしていると、やはり楽しくなります。


自然、仲間も増え関係も深まりますし、相乗効果でお互い前向き・ポジティブな思考になっていきます。


仕事やプライベートもうまくいきやすくなるでしょう。



しかし、現在の環境が嫌な相手ばかりに囲まれて、逃げられない状態の方もいらっしゃると思います。


ただ、その場合は、一度「本当にそこにずっといなければならないのか」を考えてみても良いかもしれません。



本来、人生は自由であり、無限の選択肢があるはずです。


転職、部署移動、副業、引越し、転校などの選択肢もありますし、所属しなくてもいいコミュニティもあるはずです。


また、コミュニティは今所属しているところだけではなく、今は色々な手段で他のコミュニティとも関わり世界を広げることができます。


例えば一度マインドフルネス瞑想を行いリラックスし、視野を広げて考えてみましょう。




社会的レジリエンス まとめ

今回は社会的レジリエンスに関わる内容について記事を書いてきました。


いかがでしょうか?


「言うはやすし、行うは難し」で、読んだからと言ってできないよ、ってなりますよね。


それが当然だと思います。


ただ、日々こういうことを意識して、少しずつ繰り返すことで、


徐々に考え方が変わっていきます。


次回は、よりエネルギッシュに、健康的に生きるための「身体的なレジリエンス」について書いていきたいと思います。



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